つなブログ

日々の記録です

2018-01-01から1年間の記事一覧

空港でTOEFLみたいな会話をする

前回の記事で、「次回はギリシャ編」と書いたが、トランジットが暇すぎるので別の記事を書くことにした。 エジプト航空 飛行機の扉が開くと、足元に細かい砂が雪崩の如く流れてきた。薄暗い通路の奥からは不気味な風が吹いてくる。私は松明を片手にゆっくり…

欲望のピラミッド

動機 ピラミッドを見たい。 マズローによると人間の欲望は以下のような構成になっている。 この図の形が示唆しているように、人間は最終的にピラミッドを求めるようになるのだ。 従って、私がピラミッドを見たくなったのは人間の生理的現象と言えるだろう。 …

満喫!京都

最近海外旅行の記事を書きがちだが、私が住んでいる京都の良さも伝えたいので、この記事を書くことにした。ここでは、京都の祭りや近所の山を紹介したいと思う。 時代祭 先日、京都三大祭の一つとされる時代祭を観てきた。明治維新、江戸時代、安土桃山時代……

お家でソビエト気分

ロシアへの興奮が冷めない。寝ても覚めてもロシアのことを想ってしまう。 キリル文字、ウォッカ、ボルシチ… 私の頭はロシアで埋め尽くされている。 決めた。今週はロシアウィークだ。ハロウィンのお祭り気分のようにロシアグッズを飾り、ロシア料理を作って…

映画「サリュート7」がアツい

先日、飛行機の中で映画「サリュート7」を観た。この映画、「ソビエト版 ゼロ・グラビティ」といった雰囲気で、大変面白かったので紹介する。ネタバレ全開なので、嫌な人は下のリンクからレンタルして欲しい。 Amazon CAPTCHA PVもあるので、ぜひ見てほしい…

名古屋都市 ポーランド

ショパンの街ワルシャワ いよいよ旅も終盤、最後の都市であるワルシャワに到着した。 旧市街は趣のある景観を楽しめるが、それ以外は極めて地味だ。展望台に登っても「ふーん」という声が漏れてしまう。 ちょっと大きめのビルはあるが、ニューヨークや東京ほ…

リトアニアで突然変異したボルシチを味わう

バルト三国最後の都市、ビリニュスに着いた。 さて、このビリニュスの面白スポットは… … … … 残念ながらビリニュスに面白いところはない(失礼)。 強いて言えば、コンビニより教会がたくさんあり、ローマ法王の写真が貼ってある。また、コハクの名産地でも…

ラトビアでブレーメンの音楽隊を追う

バルト三国シリーズ第二弾、ラトビアでブレーメンの音楽隊を追う。 ラトビア バスに揺られてリガへ着いた。エストニアほどではないが、ここも道路が掃除されていて綺麗である。 リガ中央市場は地元の人たちで賑わっている。チーズの店が偏っており、ここはチ…

エストニアで味噌ラーメンを味わう

エストニアと聞いて何を思い浮かべるだろうか?バルト三国にそんな国あったな〜 程度ではないだろうか。ヨーロッパの中でもあまり馴染みのない国で、味噌ラーメンを食べるとどんな味がするのだろう。 エストニアの朝 夜行バスでエストニアに来たら、夜明け前…

憧れのロシア 街編

ロシアは安い。バスやメトロは60円で乗れてしまう。しかも、ちゃんと時間通りに来る。よく「日本の交通機関は時間通りに来るから凄い!」みたいな事を言う日本人がいるが、ロシアもちゃんと来る。 むしろ、京都市バスの方がコンスタントに遅れて来る。京都は…

憧れのロシア 食事編

皆さんのご家庭で振舞われる料理で、お気に入りは何だろうか? 私はボルシチとビーフストロガノフだ。我が家では割と昔からこの二つが出るのだが、今まで誰にも共感されなかったので変なのかもしれない。 ともかくこの二つは絶対本場で食べるぞと胸に誓った…

憧れのロシア 機内編

ロシアの洗礼 航空券は隣り合った席を手配していたのだが、なぜか完全にバラバラの席で発券されてしまった。これは困った。今までの経験上、飛行機で隣客ガチャを引くとハズレの絶望感が半端ではないからだ。ハズレレベルを以下に示す。 LV.1 : 室内灯と間違…

憧れのロシア 出国〜ウラジオストク編

成田空港 いよいよ出国ゲートを通過し、搭乗予定の飛行機を目の当たりにした。 ライム味の枝豆みたいな色だ。 機内 ガラ空きである。これは本当に国際線なのだろうか?しかも乗員は大体ロシア人だ。機内の雑誌は全頁ロシア語で書かれていて、海外の読者は写…

憧れのロシア トラブル編

絶望 航空券はなるべく安く押さえたかったので、ロシアの航空会社であるS7 Airlineを使うことにした。この時Travel2be(Travelgenio)という謎の代理店でチケットを安く買ったのだが、これが悲劇の始まりであった。手配された航空券を見ると、私たちと同名の…

憧れのロシア 準備編

この度ロシアに行くことになったので、旅立つ前に記録を示しておこうと思う。 ロシアのここが良い ロシアの魅力を語る上で、キリル文字の格好良さは見逃せない。私のお気に入りの文字はЖとЯである。Жは地球外生命体が開発したガジェットに描かれていそうだし…