つなブログ

日々の記録です

名古屋都市 ポーランド

ショパンの街ワルシャワ

いよいよ旅も終盤、最後の都市であるワルシャワに到着した。

旧市街は趣のある景観を楽しめるが、それ以外は極めて地味だ。展望台に登っても「ふーん」という声が漏れてしまう。

ちょっと大きめのビルはあるが、ニューヨークや東京ほど都会な印象は受けない。正直観光スポットもそんなに無いので、名古屋みたいな街だ。

ワルシャワショパンの出身地でもある。ショパンミュージアムに行けば、彼のピアノなどを見ることができる。

個人的には、キュリー夫人も欠かせない。私が幼い頃に読んだ伝記で一番記憶に残ってるのがキュリー夫人で、二番目がスティーブンソン(蒸気機関作った人)なので、是非ともキュリー夫人博物館は訪れたかった。彼女に関しては、夫のピエールが馬車に轢かれたエピソードが印象的だった。大事な所はそこじゃないのに。

さて、そんな彼女の展示がこちらである。

当時着てたであろう服も展示してあり、ファンには堪らない。

こちらは実験ノートだ。今でも放射線を出してると噂に聞いたことがあるが、これは大丈夫なのだろうか?

ポーランド料理たち

ポーランドには「バルシチ」というビーツを煮込んだスープがあるらしいが、ボルシチと似過ぎていたのでスルーしてライ麦のスープを頂いた。「バルシチ」で検索しても、具のないボルシチみたいな説明ばかり出て来て不憫だ。

これがライ麦のスープ。

少し酸っぱく、ほんのり落ち着く味だ。ポーランド人の叔母が作ってくれた料理を思い出す。

続いて、煮物料理「ビゴス」。ザワークラウトと肉が煮込んであり、味はザワークラウトの成分が強い。

これも不思議と懐かしい味がして、叔母のことを思い出す。

そして、餃子系料理「ヒンカリ」。ペリメニの親戚のようだが、小籠包にしか見えない。中には肉やチーズが入っている。

このヒンカリだけポーランド料理ではなく、ジョージア料理らしい。

あと、私にポーランド人の叔母は居なかった。

トランジット

このトロピカルな二枚はシンガポールチャンギ空港で撮ったものだ。この空港、蝶やひまわりの温室があり、ミニ映画館もあり、ゲーセンまである。そして全て無料だ。空港に蝶がいるだけで舞い上がってしまう。

帰りはシンガポール航空を使ったが、食べ物や設備全ての水準が高く、お気に入りの航空会社だ。

機内ではカクテル「シンガポールスリング」も頼めて嬉しい。

ロシアのS7航空は何だったのか、と思わされる程快適な空の旅で日本に帰ったのであった。