つなブログ

日々の記録です

リトアニアで突然変異したボルシチを味わう

バルト三国最後の都市、ビリニュスに着いた。

さて、このビリニュスの面白スポットは…

残念ながらビリニュスに面白いところはない(失礼)。

強いて言えば、コンビニより教会がたくさんあり、ローマ法王の写真が貼ってある。また、コハクの名産地でもある。

公園を歩いていると頭上からイガグリが大量に落ちてきて危ない。イガグリ共和国だ。

ガラパゴスボルシチ

ボルシチはロシアの伝統的スープだ。復習のために写真を貼っておく。

このボルシチが、リトアニアでは突然変異を遂げて独自の系統樹を伸ばしているらしい。一体どんな進化を遂げたのか、皆さんも想像してほしい。

リトアニア料理を食べられる店に入り、早速例のスープを注文する。出てきたのがこれだ。

間違えた。これはエストニアのスーパーで買った謎のファンタだ。青いし、ラベルにはお花の絵が描いてあるし意味不明だ。「with lemon juice」とあるが、肝心のメインの味が全く想像できない。お花味なのか?

飲んでみると、ライム的な爽やかさのある味だった。しかし、依然として何味なのかが判明せずにモヤモヤした。

さて、気を取り直してスープを紹介しよう。

ピンクだ。スープにしてはビビッドすぎる色に唖然とする。流石のアメリカにもこの色のスープはないだろう。

この色はボルシチにも使われている野菜「ビーツ」に由来する赤と、サワークリームの白色で構成されていると思われる。ボルシチより酸味があり、さっぱりとした冷製スープに仕上がっている。

そして、リトアニア名物のコレを頼んだ。

敢えて和訳すると「いももち」だ。じゃがいもをすり潰した餅で、肉を包んで揚げてある。

ついでにビールのおつまみも注文したら、例のガーリックパンが出てきて興奮した。また会えるとは。

次はポーランドだ。どんなスープが出てくるのだろう(つづく)