つなブログ

日々の記録です

ラトビアでブレーメンの音楽隊を追う

バルト三国シリーズ第二弾、ラトビアブレーメンの音楽隊を追う。

ラトビア

バスに揺られてリガへ着いた。エストニアほどではないが、ここも道路が掃除されていて綺麗である。

リガ中央市場は地元の人たちで賑わっている。チーズの店が偏っており、ここはチーズ屋さん、ここもチーズ屋さん、ここも… チーズ屋さん といった具合だ。

京都の鴨川では、カップルが等間隔に並ぶ「鴨川等間隔」を見ることができるが、リガでは「鴨が等間隔」を観測できる。世紀の発見だ。

料理たち

ふらりと立ち寄った店でビールのアテに「ガーリックパン」を頼んだ。日本でガーリックトーストと言えばフランスパンの上に色々塗ってある物だが、これは根本的に違う。ガーリックが黒パンの生地に練りこまれており、さらに揚げてあるのだ。

サクサクともしっとりとも言えぬ食感と、ニンニクの香りに襲われる。うますぎて、もはや暴力だ。無限に食べることができる。

そしてこちらはラトビア名物(?)巨大ミートボール。でかいミートボールだ。素直に美味しい。

こちらに来て気づいたが、バルト三国の料理はドイツやロシア付近と似ている。芋やザワークラウトが良く出てくるし、穀物を煮込んだお粥「カーシャ」はロシアでも出てきた。ボルシチの親戚みたいなスープもある。地続きの国々を横断すると、こういう気づきがあって楽しい。

ブレーメンの音楽隊

童話「ブレーメンの音楽隊」をご存知だろうか。家を失った動物たちがドイツのブレーメンを目指して旅する途中、民家に泥棒がいたので組体操のように重なり、追い出してその家に住むという話だ。その動物たちの像がここリガには存在する。

ちょっと待ってくれ。

最後の問について、リガはブレーメン姉妹都市なので、像が贈られたとのことだ。辿り着いてない都市の姉妹都市に像が建てられるなんて、動物たちも光栄だろう。

さて、次のリトアニアバルト三国も制覇だ。どんな違いがあるのか楽しみだ(つづく)